令和六年度 大学入学共通テスト追試験 政治・経済 第2問 問2

問題

循環型社会に関して、生徒Yは、政府の資料を参照して、日本における循環型社会を形成していくための方策をまとめた次の図を作成した。図中の空欄( ア )〜( ウ )には、循環型社会の形成に必要な何らかの行為や活動を示す語句が当てはまる。また、後の記述a〜cは、空欄( ア )〜( ウ )にそれぞれ当てはまる行為や活動の具体例を示したものである。空欄( ア )〜( ウ )に当てはまる行為や活動と記述a〜cとの組合せとして最も適当なものを、後の①〜⑥のうちから一つ選べ。

a 製造企業が、企業内のさまざまな伝達に電子メールを活用することで、ペーパーレス化を推進する。
b すでに着なくなった子供服を、フリーマーケットなどを通じて別の子育て世帯に売却する。
c ペットボトルを再生繊維として再資源化し、衣服などの原材料とする。

① ア―a イ―b ウ―c   ② ア―a イ―c ウ―b
③ ア―b イ―a ウ―c   ④ ア―b イ―c ウ―a
⑤ ア―c イ―a ウ―b   ⑥ ア―c イ―b ウ―a

#国語問題

問2解説

正解:②

・環境問題に見せかけ…てすらいない、国語の問題
・図と選択肢を見て、問題作成者の意図を見抜けばそれで終わる

・まず、図を見て、それぞれがいつの話なのかを見てみよう
(ア):商品を生産している間の話である
(イ):ゴミ処理の時の話。ゴミ処理場に行ったゴミを、再び消費者に届ける話である
(ウ):商品を捨てる時の話。ある消費者にとってゴミとなった商品を、別に消費者に届ける話である

・後は、選択肢を見て該当するものを当てはめていけばよい

a 製造企業が、企業内のさまざまな伝達に電子メールを活用することで、ペーパーレス化を推進する。

・製造企業の話であるから、当然、商品を生産している時の話である
・よって、ア―a

c ペットボトルを再生繊維として再資源化し、衣服などの原材料とする。

・bとcは共に捨てる商品の話だが、cは明らかに、ゴミ処理場に行った後の話である
・即ち、各家庭で出たペットボトルゴミはゴミ収集車に集められ、ゴミ処理場でリサイクルされる
・と考えると、これは「ゴミ処理場に行ったゴミを、再び消費者に届ける話」、即ち(イ)である
・よって、イ―c

b すでに着なくなった子供服を、フリーマーケットなどを通じて別の子育て世帯に売却する。

・逆にbは、捨てる商品がゴミ処理場に行く前の話である
・「ある消費者にとってゴミとなった商品を、別に消費者に届ける話」である
・よって、ウ―bである

results matching ""

    No results matching ""