令和七年度 大学入学共通テスト本試験 政治・経済 第2問 問4

問題

生徒Aの班はこれまでの探究活動の成果を踏まえ、公共空間の持続的形成について、対面と非対面という点に着目して構想メモを作成した。次の構想メモ中の下線部a~cの記述と、それぞれに該当する後の事例ア~ウとの組合せとして最も適当なものを、後の①~⑥のうちから一つ選べ。

構想メモ
 新型コロナウイルス感染拡大期に、ICT(情報通信技術)が本格的に活用され始めた。例えばa別々の場所にいる人たちが、ICTを使うことで、対面の場に集まることなく、対話や議論に参加できるようになった。これは「非対面的関わりのみのタイプ」である。
 また、b今まで対面の場に参加できなかった人が、ICTを使って、対面の場に非対面で参加できるようにもなった。これは「対面的関わりに非対面的関わりが加わっているタイプ」である。
 「対面的関わりのみのタイプ」については、例えばcその場にいる人たちが互いに気楽に質問したり、知識や技能を相手の反応を確認しながらていねいに伝えたりすることがしやすい。非対面的関わりと対面的関わりとのバランスをどのようにとるかが、公共空間の持続的形成にとって課題になってくるだろう。

ア これまで対面で実施されていた会議が、事情でオンライン会議に変更されたので、すべての参加者はインターネットで会議に出席した。
イ 料理教室に講師と生徒が集まり、生徒は講師から受けた指導に基づいて料理を作り、その場で講師に味見をしてもらい講評を受けた。
ウ 身体的な事情のため外出できなかった人が、地元の公民館に集まった人々が行っている対話集会に、インターネットで参加した。

①a―アb―イc―ウ  ②a―アb―ウc―イ  ③a―イb―アc―ウ
④a―イb―ウc―ア  ⑤a―ウb―アc―イ  ⑥a―ウb―イc―ア

#国語問題 #「公共」「公共、政治・経済」共通問題
※同年度本試験「公共」第4問の問4

解説

正解:②

・a~cの文章について、具体例となるものをア~ウから選べばよいだけの、国語の問題

a別々の場所にいる人たちが、ICTを使うことで、対面の場に集まることなく、対話や議論に参加できるようになった。これは「非対面的関わりのみのタイプ」である。
ア これまで対面で実施されていた会議が、事情でオンライン会議に変更されたので、すべての参加者はインターネットで会議に出席した。

・下線部aのすぐ後にある補足、「非対面的関わりのみ」に着目したい
・これは要するに、「aってのは、非対面のみって事だよ」という意味である
・もう少し嚙み砕いて言うと、「aってのは、オンラインのみって意味だよ」である
・そう考えると、「オンラインのみ」開催の具体例はアとなる

b今まで対面の場に参加できなかった人が、ICTを使って、対面の場に非対面で参加できるようにもなった
ウ 身体的な事情のため外出できなかった人が、地元の公民館に集まった人々が行っている対話集会に、インターネットで参加した。

・bは「対面の場に非対面で参加」とある
・つまり、基本は対面で開催しているものに、オンラインでも参加できるようになった…という話である
・となると、その具体例はウとなる

「対面的関わりのみのタイプ」については、例えばcその場にいる人たちが互いに気楽に質問したり、知識や技能を相手の反応を確認しながらていねいに伝えたりすることがしやすい
イ 料理教室に講師と生徒が集まり、生徒は講師から受けた指導に基づいて料理を作り、その場で講師に味見をしてもらい講評を受けた。

・cについては、直前の「対面的関わりのみ」に注目したい
・要するにこれは、オンライン参加なし、対面参加のみのものである
・となると、その具体例はイとなる

・よって、正解は②a―アb―ウc―イである

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