令和五年度 大学入学共通テスト追試験 政治・経済 第4問 問3

問題

消費に関連して、生徒Yは、所得と消費の関係に注目し、この関係について整理するために、家計に関する政府統計のデータを調べた。その際に、可処分所得の増加に伴って平均消費性向が低下する傾向にあることを知った。Yは、この傾向と所得格差が消費にどのような影響を与えるかについて考察するために、次の表のようなモデルケースを考え、後のメモを作成した。メモ中の空欄アには後の記述aかb、空欄イには後の記述c〜eのいずれかが当てはまる。空欄[ ア ]・[ イ ]に当てはまるものの組合せとして正しいものを、後の①~⑥のうちから一つ選べ。

メモ
○消費支出は、可処分所得から行われる。各個人の直接税や社会保険料といった支出は消費支出に[ ア ]。
○可処分所得に占める消費支出の割合を平均消費性向という。5人の可処分所得がすべて等しい場合(ケースA)と、異なる場合(ケースB)とを比較する。それぞれのケースの消費支出は、表の可処分所得と平均消費性向から算出され、その合計額は[ イ ]。

アに当てはまる記述
 a 含まれる
 b 含まれない

イに当てはまる記述
 c ケースAの方がケースBよりも大きい
 d ケースAの方がケースBよりも小さい
 e ケースAとケースBで等しい

①ア―a イ―c   ②ア―a イ―d   ③ア―a イ―e
④ア―b イ―c   ⑤ア―b イ―d   ⑥ア―b イ―e

#計算問題

解説

正解:④

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