令和六年度 大学入学共通テスト本試験 政治・経済 第1問 問1
問題
生徒Xは、講座後、下線部「成人年齢」にかかわる制度について調べた。現在の日本の制度に関する記述として誤っているものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
①18歳以上の者は、選挙運動期間中に特定の候補者への投票を電話をかけて依頼することができる。
②憲法改正に関する国民投票で投票権を有する年齢は、18歳以上である。
③刑事罰の適用の対象とならない年齢は、18歳未満である。
④親権者などの法定代理人の同意なく18歳未満の者が単独で締結した契約は、原則として取り消すことができる。
解説
正解:③
・十八歳成人になってから毎年のように出ている成人関係の問題
・…の割に、消去法ではなく、「③が明らかに間違ってるだろ…」という問題
・ニュースを見ていなくても一般常識として、中高生が殺人罪等で裁判にかけられるのは知っている筈
※その結果、一般的な刑務所ではなく少年刑務所に行くという形になったとしても、少なくとも刑事罰の対象にはなっているのも知っている筈である
・上記の事さえ分かっていれば解ける問題である