令和七年度 大学入学共通テスト追試験 公共、政治・経済 第6問 問2

問題

国際社会の特質に関連して、生徒Uと生徒Vは、二国間関係を念頭に軍事的緊張が高まる原因を考えた。次のメモは、UとVがグループワークをしながら模造紙に付箋を左から順に重ねて貼って作成したものである。メモに基づいて考えたとき、二国間で軍事的緊張が回避されうる場合の記述として最も適当なものを、後の①〜④のうちから一つ選べ。

①一方の国が、攻撃ではなく防衛の意図をもって、迎撃ミサイルの配備数や配備地点を増やした。
②一方の国が、攻撃ではなく防衛の意図をもって、戦闘機を改修して速度と航続距離を向上させた。
③一方の国が他方の国に対し、軍事情報を相互提供する制度の創設を提案し、二国間の相互提供が開始された。
④一方の国が他方の国に対し、サイバーテロに備えて合同で実施してきた演習の打切りを通告し、二国間の演習が終了した。

#国語問題

解説

正解:③

・国際政治の知識が要りそうに見えて全く必要ない、ただの国語の問題である
⇒初手でトマス・ホッブズみたいな事を言い出したり、その割に、中学の教科書に載っていそうな陳腐な軍拡競争の話が続いていたりするが、その辺の知識を問う要素は全くない。純粋に国語の読解問題として解いてよい

メモに基づいて考えたとき、二国間で軍事的緊張が回避されうる場合の記述として最も適当なものを、後の①〜④のうちから一つ選べ

・という訳で、メモと選択肢を照らし合わせ、軍事的緊張が回避されそうな選択肢を選べばよい

①一方の国が、攻撃ではなく防衛の意図をもって、迎撃ミサイルの配備数や配備地点を増やした。

・メモと照らし合わせると、軍拡競争になる状況である
⇒以下のあたりと照らし合わせるとよい

なぜ協力は難しいか? → 時刻は防衛を目的としても相手国からは「攻撃的」と理解される
防衛を目的に兵器数を増やす場合
「攻撃的」と理解され二国とも軍拡する

・よって、①は正答ではない

②一方の国が、攻撃ではなく防衛の意図をもって、戦闘機を改修して速度と航続距離を向上させた。

・①とよく似ている。照らし合わせる場所もほぼ一緒である

なぜ協力は難しいか? → 時刻は防衛を目的としても相手国からは「攻撃的」と理解される
防衛を目的に兵器の質を高める場合
「攻撃的」と理解され二国とも軍拡する

・よって、②は正答ではない

③一方の国が他方の国に対し、軍事情報を相互提供する制度の創設を提案し、二国間の相互提供が開始された。

・メモと照らし合わせると、安全保障上の協力が可能になりそうな状況である
⇒以下の部分と照らし合わせるとよい

相互にコミュニケーションをとり、信頼醸成を継続することで安全保障上の協力は可能である

・「安全保障上の協力」が可能な状況とは、軍事的緊張が緩和している状態と考えてよい
・よって、③が正答である

④一方の国が他方の国に対し、サイバーテロに備えて合同で実施してきた演習の打切りを通告し、二国間の演習が終了した。

・これに関してはもう、合同演習の一方的な打ち切りで軍事的緊張が緩和されたら怖い、で終わりである
⇒正直、メモと照らし合わせる必要もない。一応、先の「相互にコミュニケーションをとり、信頼醸成を継続することで安全保障上の協力は可能である」と照らし合わせて、“めっちゃ一方的じゃん、全然コミュニケーション取れてないじゃん”というので正答ではないと判断させる選択肢だとは思われるが…

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